新築のマンションを購入したばかりの時は、リフォームなどは当分考えなくてよいと思うものですが、マンションの場合は、修繕やリフォームを怠ると、階下や近隣の住民に影響を与えてしまい、膨大な費用がかかることになりかねません。あらかじめ計画を立てておくと、家計費の大きな出費時期を分散させることもできるので、余裕をもってリフォームをしたいものです。10年を目安に見直したいマンションのリフォーム個所はキッチンコンロや換気扇、給湯器等です。15年から20年を目安に見直したい個所は、キッチン、洗面台、バス、トイレ等の水回りです。水のつまりを防ぐ対策は、普段から必要です。中古のマンションに入居した場合は、築年数と、リフォームや修繕が行われていれば、その時期を確認して、計画を立てるとよいです。

マンションのリフォームを計画する際に確認すること

マンションのリフォームは、必要に迫られて行うばかりではなく、家族構成の変化とともに、部屋のつくりを改造したり、床材や壁のクロスを張り替えて、雰囲気を一新することもできます。その際、住居として専有できる部分は、自由にリフォームが可能ですが、隣家との境目にあたるコンクリート壁などには、手を加えてはいけない等の制約があります。床下の配管なども、制約がある場合があります。玄関の扉や、ベランダも、リフォーム可能な専有部分になるのかどうかわかりにくいので、マンションの管理規約を確認することが大切です。また、床材を変更する場合には、遮音や防音対策のための基準が設けられているかどうか確かめる必要があります。基準が定められている場合には条件に合ったマンション用の床材を選ぶようにしましょう。

マンションのリフォームをする際に、配慮したい点

マンションのリフォームは、一戸建ての場合と異なり、改造をしてもよい部分と改造してはいけない部分が発生します。マンションの管理規約を確認すれば、居住者自身が把握することができますが、窓のサッシや玄関扉の外側は共有部分になる等、分かりにくい工事もたくさん出てきます。後で、問題が発生するのを防ぐためには、マンションのリフォームを専門にしている業者や、マンションのリフォームを多く手掛けているリフォーム業者を選ぶと安心できます。また、マンションでは、他の居住者への配慮も必要になります。大がかりなリフォームになると、一定期間、リフォーム業者の車両が出入りするようになります。そのため、業者の車両の必要台数が駐車できるスペースを確保できるように、管理組合に相談しておいたり、居住者へ報告することも必要になります。